ラーメン末っ子 ~3/30老舗の閉店~
また悲しい情報が飛び込んで来た。
30年以上の歴史を持つ「末っ子」が閉店するとのこと。
とあるラーメン仲間が言っていた・・・。
『明日無くなりそうな新店へ行くなら、明日無くなりそうな老舗へ取り急ぎ行きたい』
関東在住のその彼は建物の老朽化や再開発で次々と消えていく老舗の現状を見て思ったのだろう。
悲しいかな、ここ数年札幌でも老舗の閉店が続いている。
Mr,binさん注文は味噌。
Mr,binさん曰く「3km先にカレーを感じる」というフレーズ(笑)
確かに遠くの方に感じるカレーのような独特のスパイス感。
まさにオンリーワンな風味。
間違いなく「定番札幌ラーメン」なんだけど、そこに感じる個性。
秀逸な一杯です。
のぶさん注文の塩。
動物系と野菜の甘さ・・・。
化学調味料で整えられた一杯は美味さと「優しさ」に溢れています。
お店のご主人と奥様の持つ優しそうな雰囲気に通じる味わいがあります。
そしてPINYAさんと私が注文したのは「醤油」。
一口スープをすすると思わず
「あー・・・これこれ」
と言いたくなる様な、ノスタルジック醤油ラーメン。
森住製麺の黄色い麺がやけに美味しい(^^)
そして大切なのがこのワカメ。
基本的にラーメンにワカメは不要派。
ラーメンにワカメがトッピングされているだけで、なんだかモチベーションが下がるほど。
と・こ・ろ・が!!
この店だけはこのトッピングが必要と思えちゃうから不思議。
唯一わかめトッピングが許せるお店でした(笑)
新しいお店がどんどん増えている札幌。
ただ、その裏で同じ数だけお店が消えているのも事実。
地域に長く愛され続けてきたお店が、後継者問題や様々な事情で消えていくのは本当に残念な事だと思う。
前の記事でmen-eijiの新しい札幌ラーメンに対する挑戦 を書いた。
もしかするとそれと矛盾するように聞こえるかも知れないが・・・。
決してそんなつもりは無い。
老舗は老舗のよさがあり、何より「愛され続けてきた」ということはそれだけで大きな価値のあることだと思っている。
懐かしい札幌ラーメン、トレンドラーメン、そして新しい札幌ラーメン・・・。
そんなものが混在していて、そしてそれらをバランスよく受け入れてきたのが札幌の一つの特徴だと思っている。
悲しいかな、懐かしい札幌ラーメンの灯が次々と消えて行き、そのバランスが少しずつ崩れてきているようにも思う。
この流れが止められないのなら・・・。
せめて同じ時代に存在できたことに感謝して、出来る限り「明日無くなるかも知れない老舗」にも足を運ぶようにしたいと思う。
末っ子さん・・・明日3月30日が最後の営業日です。
「今日の一言」
またひとつ
灯かりが消える
寂しさよ
↑ぽちっとクリックしてくれたら嬉しいです(^^;;
30年以上の歴史を持つ「末っ子」が閉店するとのこと。
とあるラーメン仲間が言っていた・・・。
『明日無くなりそうな新店へ行くなら、明日無くなりそうな老舗へ取り急ぎ行きたい』
関東在住のその彼は建物の老朽化や再開発で次々と消えていく老舗の現状を見て思ったのだろう。
悲しいかな、ここ数年札幌でも老舗の閉店が続いている。
Mr,binさん注文は味噌。
Mr,binさん曰く「3km先にカレーを感じる」というフレーズ(笑)
確かに遠くの方に感じるカレーのような独特のスパイス感。
まさにオンリーワンな風味。
間違いなく「定番札幌ラーメン」なんだけど、そこに感じる個性。
秀逸な一杯です。
のぶさん注文の塩。
動物系と野菜の甘さ・・・。
化学調味料で整えられた一杯は美味さと「優しさ」に溢れています。
お店のご主人と奥様の持つ優しそうな雰囲気に通じる味わいがあります。
そしてPINYAさんと私が注文したのは「醤油」。
一口スープをすすると思わず
「あー・・・これこれ」
と言いたくなる様な、ノスタルジック醤油ラーメン。
森住製麺の黄色い麺がやけに美味しい(^^)
そして大切なのがこのワカメ。
基本的にラーメンにワカメは不要派。
ラーメンにワカメがトッピングされているだけで、なんだかモチベーションが下がるほど。
と・こ・ろ・が!!
この店だけはこのトッピングが必要と思えちゃうから不思議。
唯一わかめトッピングが許せるお店でした(笑)
新しいお店がどんどん増えている札幌。
ただ、その裏で同じ数だけお店が消えているのも事実。
地域に長く愛され続けてきたお店が、後継者問題や様々な事情で消えていくのは本当に残念な事だと思う。
前の記事でmen-eijiの新しい札幌ラーメンに対する挑戦 を書いた。
もしかするとそれと矛盾するように聞こえるかも知れないが・・・。
決してそんなつもりは無い。
老舗は老舗のよさがあり、何より「愛され続けてきた」ということはそれだけで大きな価値のあることだと思っている。
懐かしい札幌ラーメン、トレンドラーメン、そして新しい札幌ラーメン・・・。
そんなものが混在していて、そしてそれらをバランスよく受け入れてきたのが札幌の一つの特徴だと思っている。
悲しいかな、懐かしい札幌ラーメンの灯が次々と消えて行き、そのバランスが少しずつ崩れてきているようにも思う。
この流れが止められないのなら・・・。
せめて同じ時代に存在できたことに感謝して、出来る限り「明日無くなるかも知れない老舗」にも足を運ぶようにしたいと思う。
末っ子さん・・・明日3月30日が最後の営業日です。
「今日の一言」
またひとつ
灯かりが消える
寂しさよ
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