飛燕 祝!4周年! | 大盛上等!ダイエット挫折日記 in 札幌

飛燕 祝!4周年!

最近、英国の男性グループ1Dが出演しているdocomo学割のCMご覧になった方も多いと思います。
「たった3年で人生は変わる。」
というメッセージ。

「深い!」と思うか「不快」と思うか・・・。
はたまた「うざい」と思うか。




「"たった"3年で変わるはずがない」と思う人もいれば、「3年"も"あったら大きく変われるかも!」と思う人もいるかも知れない。

人によって、そのメッセージは様々に受け取られる気がする。



でも、3年あれば人生は変わる!ってホントに思うんだ。



この日は我流麺舞「飛燕」のオープン4周年。

朝からほとんど途切れることの無かった行列。
失礼ながら・・・3年前からは想像できなかったなぁ。



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3年前の2011年。
覚えているのはJRAのイベントグルメーラーメンリレー。

札幌競馬場でのレース開催期間中に、市内の人気ラーメン店が週代わりでラーメンを提供するというユニークなイベント。

『麺処 まるは健松丸』『men-eiji』『豚ソバFuji屋』『麺や けせらせら』『らーめん 侘助』『ラーメン札幌 一粒庵』・・・そんな錚々たるメンバーに混じって『我流麺舞 飛燕』の名前があった。



その札幌を代表する面々と事前打ち合わせのことを前田店主から聞いたことがあるのだが・・・。
・・・もう書いてもいいよね?(^^;

「札幌を代表する大御所ばっかりですもの!はっきり言って自分だけが場違い(*o*)」
なんて事を言っていたのを覚えている。

続けて
「会合の参加費を都合するのでいっぱいいっぱいで、イベントの事前負担金とかしんどいっす(^^;」
と、苦笑いをしていたっけ。

当時はまだ今ほど多くのお客さんが来ているわけじゃなかったから、他のお店のように資金に余裕なんか無かったと思う。



それでも「すごいっすよ!」「嬉しいっすよ」「一緒に大御所の方と話をしてるだけで目からウロコが落ちまくりですよ!」と目をキラキラさせて興奮気味に話をしていたのが印象的だった。



オープン当初から「志も高く」「経験もあり」「実力もあり」で注目はされていたけど・・・。
その反面、お店をオープンして一年以上経過したにも関わらず、思うように売り上げは伸びていかないことにもどかしい思いもあったことと思う。

それでも、自分のスタイルを貫き、一日一日積み重ねて来て今があるんだよね。



物産展やスーパーでのチルド麺の販売など、いくつかの転機と成長のチャンスがあったけど・・・。

個人的には昨年生み出した写真のメニュー「我流札幌ラーメン 飛塩」が一番大きな転機だと思っている。



野菜を火当てしてスープを注ぐタイプの「The札幌ラーメン」。

代表格の彩未の味と人気を見ればひとつの完成スタイルということに異を唱える人はあまりいないと思う。
この先もこのスタイルと味が支持され続けるのは疑いようの無いこと。

だから「新しい札幌ラーメン」なんて難しいと思っていた。



でも、men-eijiの札幌Styleにしろ、ここ飛燕の飛塩にしろ、未来の札幌ラーメンに可能性を感じさせてくれるよね。

昨年道外からのお客さんにはこの「新しい札幌ラーメン」を吹聴してまわったなぁ。
そしてそれを口にした多くの人が高く評価してくれて自分も本当に嬉しかったなぁ。



記念日のこの日。
満席の店内。

複数の麺を茹で、フライパンを煽り、小鍋でスープを温め、常に客席に目を配り、時に自分で配膳し、時に外の行列や駐車場の様子を見に行き・・・。

皆がお手本としたくなるようなその動きは見ていても気持ちが良かった。

3年前に「札幌を代表する大御所」にびびっていた店主の姿はもうはるか昔のことのよう・・・。
今は前田店主が「札幌を代表するお店の店主」ということに、誰もが納得すると思う。

しかもちょうど一年前にご結婚をされて、この日は結婚記念日というおまけ付き(^o^)/

「たった3年で人生は変わる。」

この日あらためてそう思った。

4周年だけど・・・急激に進化してきたこの3年間を振り返ると、「劇的な変化」と言えるんじゃないかな。

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ちなみに・・・。
この日いただいた飛塩。

スープの香ばしさ、旨み、深み・・・また一段美味しくなっていた。
そして何より麺がまた一段と美味しくなっていることに驚いた。


この先のさらに3年「も」あったら・・・本当にどこまで進化していくのか。
楽しみです。


「今日の一言」
  振り返る
    歩みし距離の
      長さかな



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